「耐雪梅花麗」の言葉の本質

2015-03-03

古巣広島に戻った黒田選手の男気は素晴らしいと大絶賛だ。

未だ、ヤンキーズで活躍していた2012年の3月初旬にキャンプで、黒田選手が選んだのは

西郷隆盛が詠んだ漢詩の一節「耐雪梅花麗」(雪に耐えて梅花麗し)。

梅の花は、寒い冬を耐え忍ぶことで、春になれば一番麗しく咲く、という意味で「苦しまずして

栄光なしの考え方、それを最初に知ったのは高校のときかな」と説明。冬の厳しい雪や寒さに

耐えた梅の花が、春になって一層美しく咲く様子を表しており、英訳すれば「Plum trees

bloom most beautifully as they stand and overcome the cold severe winter」

人も試練を乗り越えてこそ大成するとの意味で、教育方針に掲げる学校もあるそうだ。そうだ・・

梅の咲き誇る時期春を待ち望む誰もが「目を細めて」笑みが毀れる。桜は、仄かに咲き始めパッと

咲きパッと散る。しかし、一年間日本の季節の中で生き抜く。梅は寒い冬に蕾が固く、春を感じた

時におもむろに咲く。そんな「梅」を楽しみませんか?

?

お金は、あるに越したことはないけれどどうにかなるもんだと思ってます。

でも友達との時間や経験は、お金では買えないものなのではないでしょうか?仕事のやりがいは

やり方次第でどんな職場でも見つけられると思います。最高なのは、仕事にやりがいや責任が

あって充実感を感じ、さらに休みがちゃんととれて給与が満足いくような状況ですよね。

でもそれをかなえるのは、とっても難しいような気がしています。 

特に、高い給与それに伴ってくるもののリスク(時間、責任)って必ずあるものですよね。

そして仕事以外でどれだけ自分が楽しめる時間や場を持てるかでしょうか。 

それらのために仕事を割り切るっていうのは本当に難しいことです。やっぱり(出世欲や見栄、

理想等ありますからね。私も今そういう部分で現在まだまだ悩みます。

仕事は、自分がこの世の中で生かしていただいていることに「感謝」をしながら自分も社会に

なにかしら貢献したいという思いですかね。その「社会貢献」は自分の自信につながるのではない

でしょうか?何かを残せればと・・・・今は思う事ができるようになりました。それは、見栄が取れた

のでしょうか?双六の上がりに近いのでしょうか?でも。まだ、少しは欲がありますがね。()

?

私の前職の上司は、イタリア人でした。イタリア国の労働組合のTopにいる方でした。イタリア

のファッション界を古くから見ていらした方でした。でも、「欲」を出した仕事はするな!と私に

語りかえてくれました。私に給与をくれるブランド全体を仕切りながら、「人を大事にしろ」今の

給与に甘んじた仕事をするな。大事なのは、そこで働いてくれる「現場の人への愛情」だと。

そのことに対する「誇り」は後世まで君の名前が残って行く。それは、君でなく将来君の

息子へ、孫に、ひ孫に伝わっていく。そん伝道師になるべきだととも語ってくれました。

?名誉よりも「人との繋がり」にきっと根が張った時「花」が咲くのではないでしょうか?

?

人間の原動力は、欲望とも言います。

「夢」や「正義」などと呼び方を変えても、「自分や、他人や、世の中を自分の思うように

動かしたい」という思いが人を突き動かすことには変わりがありません。きっと誰もが自分の

欲望をかなえるために努力しています。しかし、必ずしも自分の努力が報われるとは限り

ません。自分が納得できる結果が出るまで、欲望が続くかどうか。そこが勝負の分かれ目

なのです。

?お金と品物、お金と情報、お金とサービス、みんなそうです。お互いが納得をした上で

情報交換します。そこに欲望が適うのです。そのためには、自分自身が高性能・高品質で

なければなりません。自分に相手を幸せにする能力があるから、自分も相手に要求ができる

のです。

「一緒に幸せになりましょう」

あなたは、あなたの大事な人に、自信を持って「ありがとう」と言えてますか?

きっと黒田投手は言っているのではないでしょうか?そこには、お金よりももっと

「幸せな春」があるのではないでしょうか?

?

春に咲く花を見て・・・自分を大切にしたいですね。

 

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