有限会社　C.H.I

感謝・奉仕・謙虚の言葉を胸に仕事に取り組んだ30年以上に及ぶファッションビジネス

でした。初めは、ただ単にアメリカのアイビー（トラッド）に憧れて入社した一社目でした。
タータン柄のゴードンチェックが好きでその柄を壁紙にした自分の店を作るのが夢でした。

その後、バブルを向かえ「BASILE」と言うミラノコレクションブランドやイタリアに対する

思いや、洋服の本質を勉強できたと思います。バブルがはじけたあの日は、忘れられません。
驕り高ぶりのある肩肘張った３０代の前半でした。

その後、Barneys Japan Ltdに入社させて頂いたことにより、忘れていた小売に対する

思いや人に対する思い、仲間意識、「人を大事にする」思い等、沢山の「思い」を教えて

頂きました。そして、なんと言っても外資系の勝ち組GUCCI Groupでの時間は非常に

大きかったと思います。欧米企業での言葉の壁、経営人の端くれで駄目な人事マンでした

が、勉強させて下さった諸先輩との「時間」が何かを捨てる事、負けを認める事、助けて

あう事、など沢山の「事」で物事をはすに見ることなく前に向かい「誠実に」働けたと思い

ます。この33年もの長い歳月で「人」と「人」の間で「愛」を沢山貰う事が出来ました。

亡き父よりいつも言われた「謙虚に、嘘無く、堅実に」言葉が今事業を始めて見て実感する

昨今です。この一年は、日本を代表する経営者の「目」を感じながら、日本の皆さんなら誰

でも一つは持っているUNIQLOの商品だけでは無く、働く社員の方々から感じ取れる「暖か

さ」の中で、もう一度「販売」をする大切さ、サービスをする大切さ、着こなす大切さ、から

言葉どおり「大切」な「人」と「人」との出会いと「絆」を知る数年を過ごさせて頂きました。

現在は、立教大学大学院、エスモードジャポンなどで「専門能力」を磨き、ファッションと

言う業態の中で「夢」を持とうとする「社会人」「学生」の皆さんとの出逢いを大切に生きて

います。

これからの人生どんな山坂があるかは分かりません。でも今自分が話す言葉、自分が

感じる言葉、人から教えて頂く言葉、数々の「言葉」でいつも新鮮に出遭いがあり嬉しい

です。人財育成と言う分野と人財紹介と言う分野で働いていますが、働くことで誰もが

平等に与えられている「環境」をいつも謙虚にコンサルティングできればと思える50代

を送っている男です。